最近、離婚された方、または離婚協議中の方の住宅ローンの相談も増えております。
当社に相談に来られる方は、離婚後奥様とお子様が住宅ローンのある家に
残り、ご主人が出ていくケースが多いです。
離婚して、家と住宅ローンの名義が元夫の場合、法律上は他人がその家に住んでいることになり、
住宅ローンは、他人に家を貸すことは出来ませんので、全額返済しなくてはなりません。
一般的には、家を売却しない限り、住宅ローンの一括返済は出来ないと思います。
また、売却出来たとしても、住宅ローンの返済金額が足らない。といったケースもございます。
それでは、今の家に元妻と子どもが住み続けるには、どうしたらいいいのでしょうか?
その方法は大きく3つあります。
  • 奥様が住宅ローンの借り換えで新しくローンを借りる
  • 奥様自らが、新しく住宅ローンを組みその家を買い取る
  • 親御さんの協力を得て、住宅ローンを組んでもらう

の方法になるかと思います。 

離婚の時の住宅ローンの借り換えとは

 今の銀行のままで、元妻に家と住宅ローンの名義を引き継ぐ(移す)ことを「債務引受」といいますが、
これは、今までのケースでは中々銀行は引き受けてもらえません。
夫婦お二人で借りていた住宅ローンを奥様だけに引き継ぐ。とか、
元夫が借りていたのを、奥様に変更する。
となると、なかなか銀行としては、元夫の担保(人的)を外すというのは、みとめてもらえないんですね。
そこで、まず1番に考えるのは奥様名義で別の銀行で住宅ローンの借り換えをして名義を変えることになります。
しかし、通常奥様が働いていなかったり、パート勤務の場合は借り換えではなく別の方法になりますので下記を参考にしてください。
奥様が会社員でそれなりに年収があれば借り換えは問題ありません。
また、収入が少なくても、期間を延ばすなどの対応で借り換えできる場合もございますのでその場合は、ご相談ください。
借り換え後の金利についてですが、その状況により変わりますが、
会社員で借り換えがスムーズにいけば、0.6%台で銀行と交渉出来ると思います。
年収が足らず、期間を延ばしてもらった場合などは、金利が0.1%位プラスになる場合もあります。

離婚して新しい住宅ローン

先程のように、離婚の場合は住宅ローンの借り換えで財産分与として名義を変えるのが一般的なのですが、
何らかの理由で、借り換え出来ない場合があります。
その時は、今住んでいる家を購入するという形で住宅ローンを組む方法もあります。
こちらは、銀行によっては「親族間売買」とみられ受付自体してくれない銀行も多いですので、その場合は、一度ご相談くださいね。

 奥様がパートや無職の場合は?

 この場合は、奥様では住宅ローンが借りられないので、親御さんのご協力を得れれば、その方で住宅ローンを組んでもらう方法になります。
上記以外でも、さまざまなケースがあります。
離婚時(後)の住宅ローンは、銀行に相談するのも難しいです。

今の銀行に相談すると、離婚したことがバレてしまって、返済を迫られる。

といった場合もあるからです。
離婚で住宅ローンでお困りの時は、私どもにご相談ください。
住宅ローンの借り換えを成功させて、家と住宅ローンの名義をご自身のものにして、今後家の名義のことでの不安を解消しましょう!
お客様は、最初銀行の審査が通った時点で喜んでいただいたのですが、
私は、プロですので少しでも金利を低く借り換えしてもらえる方法を提案いたします。
時間と手間はかかる場合もありますがが、納得の行く結果になると思います。
離婚した時の住宅ローンにつていは
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