住宅ローンの返済方法には、2通りあります。
 
普通は、元利均等返済と言いまして、一度計算された返済額が
金利が変わらない限り同じ金額を支払っていく事になります。
 
もうひとつは、銀行によっては取扱していない所もありますが、
元金均等返済です。
 
元金均等返済は、前回の住宅ローンの残高に返済日までの利息を
日割り計算して、元金と利息の合計を払っていく方式です。
 
毎月住宅ローンの残高が元金返済分減りますので、その分利息も
減っていきます。
 
と言う事は、元金均等返済は1回目の返済額が多いですが、毎月
少しですが、返済額が減る事になります。
 
例えば
 
2000万円を金利1%で35年返済で計算すると
 
元利均等返済では、毎月の返済額が56,457円になり
返済総額は、23,711,746円になります。
 
元金均等返済の場合は、1回目の返済額は64,285円になります。
トータルの返済額は、23,508,126円になります。
 
その差額は、203,620円元金均等の方が計算上お得に見えますね
 
今回は金利1%で試算していますが、この金利が3%の場合は
約81万円の差になります。
 
次回は、元金均等返済の特徴を説明します。
 
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