住宅ローンの銀行選びは必要なの?どこも同じなのか

銀行(金融機関)と一言でいっても、都市銀行(メガバンク)・信託銀行・地方銀行・ 信用金庫・信用組合・ネット銀行、外資系銀行の違いがあり、 また同じようでも各金融機関では金利・期間・優遇内容・審査方法・保証料・担保評価・ 年収での返済割合・返済履歴の判断基準なども各金融機関によって違います。

また変動金利と名前が同じでも仕組みが違う銀行もありますので注意してください!

あなたもご存知だと思いますが、銀行は営利企業ですので当然自分の銀行の「利益最優先」です。

お客様のメリットより自分ところの銀行の利益を考えます。

 

今の銀行は店頭に住宅ローンに詳しい担当者が少ない

銀行の窓口には住宅ローンに詳しい担当者が少ないため、 相談にいっても自分の所の商品の良い所しか説明してもらえないので、 正しい理解が出来ません。

また、銀行の担当者は自分の成績が欲しいので、相談に行ったら、 何としても自分のところの銀行から住宅ローンを申し込んでもらうように説得されます。

(このため、安易に住宅ローンを申込みその結果、審査が通らない(否決)ケースも多々あります。) 一度断られると、審査結果が個人信用情報機関にその内容が残りますのでその結果、 益々審査がとおりにくくなってしまいます。

 

変動金利の住宅ローンの場合は銀行選びによって変わってきます。

一般的な変動金利は、金利の見直しが年2回で返済額の変更は5年に1回変わる仕組みになっています。

それが、銀行によっては金利の見直しを毎月行っているところや、返済額の変更も毎年行ってる銀行などもあります。

そういった銀行では、常に金利を気にしておく必要があります。

また途中で固定金利選択型に変更した時、今の優遇が使えなかったり、優遇金利が少なくなったりしますので、そちらも踏まえて住宅ローンの銀行を選ぶ事が必要です。

面倒な交渉や手続きを住宅ローンの専門家にお任せしませんか。

変動金利が特別に低い銀行の場合、金利0.98%の銀行ってお得?

過去の例ですが、参考にしてください。

当時の一般的な実行金利が1.275%だった頃、変動金利が0.98%と宣伝している銀行の住宅ローンがありました。

その見た目の金利の低い銀行の住宅ローンはお得なのでしょうか?

検証してみました。

ポイントは、半年見直しなので、半年経過した時点で優遇が下がります。

また、元金が500万円を下回れば、優遇金利が無くなります。

以下では、全期間基準金利が変わらないものとして、試算致しました。

さて、保証料が無いですが、実際はどちらが得なのでしょうか?

このように、トータルでは保証料が必要ですがあまり変わりません。
それよりも、金利の変更の方が心配になります。詳しくは、こちらをご覧ください。