住宅ローンの借り換え相談を躊躇されていた、と言う方のなかに、ご主人の年収が以前より下がったという事情を抱えている方が近ごろ増えているような気がします。ボーナス減額など昨年あたりからは珍しくもない話ですが、借換えとなるとネックになる可能性は否定できません。
でも、ちょっと待って。もし奥様がパートやアルバイトで少しでも収入があれば、うまくいくケースもあるんです。
返済の足しにとちょこっとアルバイトを始めた。住宅購入で2世代同居となり、昼間はおばあちゃんが子供を見てくれるようになった。こういう奥様って、けっこうおられると思うんですがいかがでしょう?
面談の場で先生の横からちょっとお尋ねしてみたりすると、「実は、ちょっとパートに」なんて話してくださる奥様もいらっしゃいますが、先回りして借換えをあきらめてる方もいるのではないでしょうか。扶養控除の枠内でしか働いてないとか、金額的にわずかだから、という理由で黙ってしまわずに、堂々と奥様の収入もお話くださいね。
オクサマのチカラ
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この記事を書いている人
CFP®認定者 上野山典広
株式会社住宅FPコンサルティング代表取締役
妻と娘2人の4人家族
現在は、大阪府金融広報アドバイザーや日本FP協会大阪支部の支部長として活躍しています。
住宅ローンの審査の事やマイホームの資金計画などお身軽にご相談くえださいませ。