今年の3月に新生銀行で住宅ローンを借りたお客様から相談がありました。
借入当初は動金利で1.1%だったのが、今では金利が1.9%になり月々の
支払金額が1万5千円もアップしたというお話しです。
7カ月で金利が0.8%アップしたという事です。
変動金利だからしかたないですよね。と思っていませんか?
変動金利は5年間返済額が変わらないのです。
そういうルールになっているんです(5年ルールといいます)。
他にも金利は、政策金利に連動するようになっています。
言い換えますと日本の景気が良くなって、日銀が政策金利を上げると
それに連動して変動金利も上昇する仕組みになっております。
ですので、今の日本の銀行の変動金利の店頭表示は2.875%と短期プライムレートに
連動していますから、政策金利が動かない以上この金利も変動しないんですね。
しかし新生銀行などのような外資系は、金利の変動する根拠が分かりませんから
この人のような急な金利上昇もありうるんですね。しかも返済金額も即アップしています。
常の変動金利は、4月と10月の金利見直しで、支払額は5年間変わりません。
変動金利はそれだけリスクはありますが、支払金額が5年間変わらないのと
5年以降の返済額が急激に上がったとしても今までの返済額の1.25倍以内に
返済を抑えるというルール(125%ルール)もあります。
こう見ると変動金利でも急激な変動はなさそうですね?
しかし、外資系の金融機関を検討されている方は、この方のように急激な変動が
あるかもしれませんのでできるだけ全期間固定を選びましょうね!
その方が安心できると思います。
決して目先の金利だけにとらわれないように、注意してくださいね~~!
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