定年後の住宅ローンの審査は?
住宅ローンの審査は、一般的には
- 勤続年数
- 年収
- 物件の担保評価
でだいたい決まりますので、定年後の住宅ローンとなると、勤続年数や年収がありませんので、基本的には銀行では審査もしてもらえません。
定年後も申し込みできる住宅ローンは?
では、定年してしまうと住宅ローンは借りれないのでしょうか?
方法としては2つあります。その方法とは
定年後の住宅ローンを借りる方法
- 住宅金融支援機構(フラット35)で借りる
- 親子リレーで住宅ローンを借りる
の2種類になります。
定年後、一般的に銀行から住宅ローンを借りれない理由は、年収がないから。と先ほど説明しましたが、どうしてフラット35なら借りれるのでしょうか?
それは、フラット35は年金収入も収入として審査してもらえるからです。
そうなれば、夫婦の場合お二人の年収をあわせて申し込みすることも可能になりますので、審査をクリアできる可能性もありますね。
2つめの、親子リレー返済というものがあります。
その場合、父親が年収がなくても、息子の年収で審査してもらえることになりますし、また年数も息子の年数で住宅ローンを借りられますので、期間ものびるので返済額も少なくてすみます。
注意する点として、息子も同居している必要がある点です。
その他に、息子に住宅ローンを移して返済額を下げる方法もあります。
その内容について詳しくは、
を見ていただければと思います。
住宅ローンの新規・借り換えで審査に落ちた方のためのホームページです。
可能性のあるかたは、ぜひチャレンジしてみてください。
定年間際の住宅ローンは審査が厳しい?
例えば、58歳の人が25年の住宅ローンを組もうと思った場合、住宅ローンは完済時の年齢が80歳までなので、申込は可能になります。
しかし、審査上60歳の定年後どうなるのか、やはり注目されます。
定年間際の住宅ローンの成功事例
実際のお客様の話です。
定年が来月との事!
年収的には申し分ないのですが、定年後どうやって支払っていけるのかが、審査のポイントになります。
ですので、裏付け資料が必要になります。
こういったケースの場合、お客様ご自身で住宅ローンの借り換えの相談に銀行に行っても表面上の決まった書類しか請求されないので深い審査はしてもらえないと思います。
今回、お客様の話しを聞くと、定年後の雇用延長や奥様の収入、定年後の年金額や他にもある収入などなど、聞いていると定年後も支払には全然問題が無いことがわかりました。
ですので、今回の場合は住宅ローンの申込には関係ない、補足資料を集めてもらって、銀行に交渉いたしました。
雇用延長のわかる資料、退職金規定などで退職金のおおまかな予測ができる資料、年金定期便で定年後の年金が分かる資料。
などなどそれらの資料を出し、定年後も問題なく支払いできることを説明し、審査が通ることができました。
住宅ローンの新規・借り換えで審査に落ちた方のためのホームページです。
住宅ローンの審査の詳細については
住宅ローンの審査の内容と攻略方法を御覧ください
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