住宅ローンを考える時に気になるのは、金利と思います。
 
金利を考えると、変動金利、固定金利のどれがいいのか?
 
と、悩みますよね。
 
これらの代表的な商品は、銀行の住宅ローンと住宅支援機構のフラット35です。
 
どちらが良いのか?と悩む所ですが、この話しについては、後日として
 
今回は、目的によって住宅ローンも制限が付く場合がありますので、
 
それらを見てみましょう。
 
まず、マイホーム取得の目的ですが
 
・新規住宅入(戸建、マンション)
 
・中古住宅購入
 
・マイホームの買い替え、住みかえ
 
・増改築、リフォーム
 
・別荘、セカンドハウスの購入
 
などがあげられます。
 
 
これらの住宅ローンの注意点などを見ていきましょう
 
 
まずは、新規住宅ローンです。
 
新規住宅ローンについては、あまり問題はありません。
 
一般的な住宅ローンはほぼ問題なく利用できます。
 
 
 
ただし、銀行により注意しないといけないところが2つあります。
 
それは、中間金が出るのか?と、土地の分割実行です。
 
 
建売やマンションなどは、問題ないのですが、工務店などで
 
建築を依頼した場合、支払方法を契約時○%、着工時、上棟時、完成時
 
などに分割して支払いを求められる場合があります。
 
 
こうなると、住宅資金は高額ですから、上棟時までに建築価格の7割とか
 
先に用意しなくては、なりません。
 
 
当然、住宅ローンを利用するのですから、そのようなまとまったお金は有りません。
 
 
では、どうするかというと、この金額を銀行から前もって借りるのです。
 
 
この借り方を、「中間実行」とか「分割実行」といいます。
 
 
もし、こういった工務店さんで契約する場合は、あらかじめ、銀行にその旨を
 
伝えておく必要があります。
 
 
肝心な時にお金が出なければ、意味ないですからね。
 
 
あと、1つは土地の先行取得です。
 
 
これも、注文住宅に多いのですが、土地を購入してっから、建物を建てる
 
ケースです。
 
 
この場合も、当然土地の持ち主は決済してもらってからでないと、
 
マイホームを建築させてもらえません。
 
 
ですので、まずは、土地の資金を住宅ローンで決済する必要があります。
 
 
この場合の住宅ローンの組み方も土地、建物の2本になったり、
 
住宅ローンとしては、あくまで1本で、土地をつなぎ融資や中間実行など
 
の方法で、銀行がまず建替えて融資をし、最終資金交付時に相殺する方法も
 
あります。
 
 
ただ、これを利用すると建物の分割実行は厳しくなってきます。
 
 
なぜなら、中間資金などは土地の担保力によって、先に融資を行うからです。
 
 
分からない所や質問がありましたら、いつでもご相談ください。
 
 
では、次回は中古物件についてお話し致します。